いつもお世話になっております。K様からそろそろ玄関引戸を可動するようにしたいとご依頼を頂きました。今まで地震のダメージ、老朽化などで引戸と上部ランマガラスの鴨居が下がり、木製玄関引戸が動かない状態でした。何年も前から玄関引戸を木製からアルミ製に変え、稼働するようにしましょうと私もご提案していましたので良かったです。

玄関廻りの室内内側の土壁も割れている為、この機会に修繕したいとのご依頼でした。玄関引戸はYKKAP『れん樹　千本格子　ランマ付き』に割れた土壁は落とし、下地材を塗り、聚楽仕上げにする事になりました。

・まずは玄関廻りを養生致します。
・既存玄関引戸のガラスを外し、鴨居を解体して、動か　ない玄関引戸を取り外します。
・玄関引戸の下部、石の沓摺を解体します。
・新しい玄関引戸枠を建付けを合わせ取付します。
・沓摺箇所をモルタルにて仕上げます。
・室内土壁を落とし、下地材を塗り、聚楽を塗ります。　

まずは玄関引戸の完成です。玄関引戸が動くと施主様は感動されていました。もう２０数年開かなかったので助かる、これからは勝手口から出入りせずに済みますと喜んで頂きました。

玄関廻りの室内側も割れていた土壁を落とし、聚楽（抹茶色）を新しく塗ったので綺麗になりました。工事前は震災の被害を受けた状態でしたが、新しくなった見たいと施主様からお言葉を頂きました。